リハビリデイサービスあおやまによる健康情報
今週もあおやま鍼灸整骨院グループが健康情報をお伝えします
本日は穴子について
海底の岩穴や砂の中に体を埋めて生息するため「穴子」という名がつきました。姿形はグロテスクですが、お寿司に天ぷらにと日本人の大好きな魚です。「梅雨穴子」「夏穴子」と言われる6~8月が旬です。
ウナギと同様、夏バテ予防の栄養がたくさん含まれていますが、脂肪はウナギの半分以下で、味は淡白で上品。脂っこいのが苦手な方や、ダイエット中の方は、ウナギの代わりに夏の栄養補給に是非お召し上がりください。
穴 子
主な栄養と効能
◆EPAが動脈硬化を予防
青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸のEPAは、血中のコレステロールや中性脂肪を減らして、血液をサラサラにし、弾力のあるしなやかな血管を保つ働きがあります。
また、免疫機能を正常化する働きもあるので、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患の予防と症状の軽減に効果があるといわれています。
◆ビタミンB群で心と体とお肌に栄養を
脂質・糖質・タンパク質がエネルギーに変わるのをサポートし、疲労を回復してくれます。また、ビタミンB1は、精神を安定させ、イライラを防止し、「美容のビタミン」と呼ばれるビタミンB2は、細胞の再生や成長を促し、肌の新陳代謝を高めてメラニン色素を排泄してくれます。
◆DHAは脳の栄養
同じく青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸のDHAは、脳や神経組織の発育に必須の栄養成分です。神経細胞を活性化させるので、学習能力・記憶力の向上や認知症の予防や治療に効果があるとされています。EPA同様、血液や血管の健康を保つ働きもあります。
選び方と調理のポイント
ほとんどが、開いた状態で売られていると思われます。美味しい穴子は、
・臭いが強くしない。
・背中の色は濃く、開いた身は白く透き通って肉厚。
煮物や蒸し物にするときも一度素焼きにしてから調理すると香ばしさが加わり、一層美味しくなります。
◆ レシピ ◆ 煮穴子
とろ~り柔らかな美味しい煮穴子を作りましょう!すし飯や熱々ごはんにのせても、そうめんのトッピングにもどうぞ。
★材 料
穴子(開いたもの・大) 2尾分、煮汁(酒 1/2カップ、しょうゆ 大さじ3、みりん 大さじ2、砂糖 大さじ2)、青じその葉 4枚、粉山椒・わさび 適宜
★作り方
穴子の皮面にひとつまみの塩をすりこみ、ねめりを水で洗い流す。
温めておいたグリルで、穴子の両面を強火でさっと焼く。
鍋に煮汁の材料を入れ沸騰させてから、穴子の皮面を下にして入れ、落し蓋をして、弱火で10分
ほど煮る。火を止めてしばらくそのままにして、しっかり味を含ませる。
穴子を取り出した煮汁を煮詰めてたれにする。
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