【要注意!】白米の摂取量と2型糖尿病の関係性について…②
こんにちは!
リハビリデイサービスあおやま筑西店の飯田です!
前回に引き続き、今回も【白米の摂取量と2型糖尿病の関係性について…】についてお話し致します!
※前回の記事はこちら!
前回は、「白米摂取量の多さは、特にアジア人(中国人、日本人)において、2型糖尿病リスクの有意な上昇と関連している。」とお話しさせて頂きました。
それで今回は、何を食べるべきか?を考えていきたいと思います!
本日は、ハーバード公衆衛生大学院のHPから論文を引用していきます。
↓記事はこちら↓
和訳すると….
【要点の和訳】
精製された穀物ではなく、全粒粉を選びましょう。
(アマランサス カムット スペルト 大麦 ミレット テフ 玄米 キヌア トリカブト ソバ ライ麦 小麦の実 ブルガー オーツ麦 ワイルドライス トウモロコシ ソルガム きび)
精製過程で貴重な栄養素が取り除かれる精製穀物とは異なり、全粒粉は健康に役立つ栄養素を「完全パッケージ」で提供します。
全粒粉の穀粒は、ふすま、胚芽、胚乳の3つの部分から成っています。それぞれの部分には、健康を促進する栄養素が含まれています。ふすまは食物繊維が豊富な外側の層で、ビタミンB群、鉄、銅、亜鉛、マグネシウム、抗酸化物質、植物化学物質が含まれています。ファイトケミカルとは、植物に含まれる天然の化学物質のことで、病気の予防に役立つと研究されている。胚芽は種子の中心部で、成長が起こる場所です。健康的な脂肪、ビタミンE、ビタミンB群、植物化学物質、抗酸化物質が豊富に含まれています。胚乳は、炭水化物、タンパク質、少量のビタミンB群やミネラルを含む内側の層です。
これらの成分は、私たちの体に対してさまざまな効果を発揮します。
ブランと食物繊維は、デンプンがグルコースに分解されるのを遅らせ、血糖値を急激に上昇させることなく安定させる。
食物繊維は、コレステロールを低下させ、消化管内の老廃物を排出する働きがあります。
食物繊維は、心臓発作や脳卒中の引き金となる小さな血栓ができるのを防ぐ働きもあります。
全粒粉に含まれる植物化学物質やマグネシウム、セレン、銅などの必須ミネラルは、一部のがんを予防する可能性があります。
全粒粉の摂取は、心臓や癌を除く炎症性および感染性の原因による死亡の少なさと関連しています。
(例:関節リウマチ、痛風、喘息、潰瘍性大腸炎、クローン病、神経変性疾患など…)です。
※全粒粉食品をほとんど食べない、または全く食べない女性と比較して、1日に2皿以上食べている女性は、17年の間に炎症に関連する疾患で死亡する可能性が30%低くなっていました。
アメリカ、イギリス、スカンジナビア諸国で行われた研究(786,000人以上の健康情報を含む)の結果を組み合わせたメタ分析では、全粒粉を70g/日食べている人は、ほとんど食べていない人と比べて、総死亡のリスクが22%低く、心疾患死亡のリスクが23%低く、がん死亡のリスクは20%低いことがわかりました。
精製された穀物の代わりに全粒粉を食べると、総コレステロール、低密度リポタンパク質(LDL、または悪玉)コレステロール、トリグリセリド、インスリンレベルが大幅に低下する。
ハーバード大学のNurses’ Health Studyでは、毎日2~3皿の全粒粉製品を食べている女性は、週に1皿以下の女性に比べて、10年間に心臓発作を起こしたり、心臓病で死亡する確率が30%低くなっています。
7つの主要な研究のメタアナリシスでは、1日に2.5皿以上の全粒粉食品を食べている人は、1週間に2皿未満しか食べていない人と比べて、心臓血管疾患(心臓発作、脳卒中、詰まった動脈をバイパスまたは開く処置が必要)になる確率が21%低いことが示されています。
まとめると…
・健康に役立つ栄養素が勢揃い
・血糖値の安定
・コレステロールの低下
・老廃物の排出
・血栓予防 (脳梗塞,心臓発作)
・炎症性、感染性の病気で死亡する確率が大幅に減る
ざっと見ただけでもこれだけの効果があるみたいです。
それもハーバード大学が出したエビデンスレベルの高い論文ですから、これを信じなかったら一体何を信じるのか?って話になります。
つまり今回のテーマであった「白米ではなく、2型糖尿病を予防するには何を食べればいいのか?」という疑問に対しての答えは、全粒穀物(玄米など)を食べるということです。
これから私も、なるべく良い全粒穀物(玄米)を摂取できるように気をつけていきたいです(^^)
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このような方は是非「リハビリデイサービスあおやま」までお問い合わせ下さい!
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