リハビリデイサービスの健康情報

18.02.24
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今週もあおやま鍼灸整骨院グループが健康情報をお伝えします!
本日は腰痛について

「腰痛は人類が2本足で歩くようになったために背負う人間の宿命」という言葉をお聞きになったことがあると思います。 他の動物に比べ2本足なので腰へかかる重荷は大きくなっています。

同じ姿勢や無理な姿勢を続けない、適度な運動をする、バランスの良い食事を摂るなど、日ごろから心がけるだけで腰痛の予防になります。

また、長く続く腰痛は、それ以外の病気のサインかもしれませんので要注意です。
■ 関節や椎間板が原因の腰痛
【ぎっくり腰】
椎間関節の急性の捻挫です。

【変形性脊椎症】
椎骨の縁がとけるように変形しています。高齢者に多い。

【椎間板ヘルニア】
飛び出した髄核が座骨神経を圧迫すると、腰から下肢に強い痛み
を感じます。

腰痛に効く「背中」のツボ

腎兪(じんゆ)★★★
背中の腰回り背骨付近にあるツボです。ひとりでも押しやすく、ぎっくり腰などの急性腰痛を緩和して鎮めます。また内臓系の疾患にも高い効果があると言われており、腎兪は様々な疾患の治療にも用いられています。

抑え方のポイントとしては、背中に両手を置き、空を見るような形で体を反らせます。
出来るだけ、背中の筋肉に力が入らないように気を付けながら、へその高さに手を持っていき、背骨の少し外側を親指で押していきます。痛みとともに気持ちのいい場所があったら、そこが腎兪です。みつけるのが少し難しいかもしれませんが、万能のツボですので、覚えておくと便利です。

ぎっくり腰になったら

志室(ししつ)★★☆
腎兪より外側にあるツボです。へその高さ、中心の背骨からおよそ指4本分外側に移動したところにあります。

腎兪同様、ぎっくり腰に効果があります。腰に疲労がたまったり、冷え性が悪化すると、この志室の部分にコリができると言われています。
腎兪、志室ともに似た効果があるので、どちらを押すべきか迷ったときは、両方を押してみて、より気持ちいいほうを押すようにしましょう。

命門(めいもん)★☆☆
腎兪、志室、命門は腰痛の特効ツボと言われていて、特にぎっくり腰、急性腰痛に効果があります。命門はへその真裏に位置するツボです。この周辺を押していればいずれかのツボに当たるといわれるほど、腰痛のツボが密集している場所でもあります。

命門は腰痛に効きますが指で刺激していると、背骨が当たります。腰痛の症状(脊柱管狭窄症、腰椎分離すべり症など)によっては背骨を刺激することで、かえって症状が悪化することもあります。押し過ぎには十分に注意し、違和感がある場合は、すぐに中止しましょう。

大腸兪・腰眼(だいちょうゆ・ようがん)★★☆
お尻の上にあるのツボです。腰骨の高さのまま背中に手を回し、中心の背骨から指2本分離した位置にあります。
大腸兪から指3本分、外側に移動し、体をひねった時にあらわれるくぼみの部分には腰眼(ようがん)というツボもあります。腰眼も腰痛に効果的です。

名前からもわかる通り、大腸兪は大腸に効果があります。便秘改善や下痢、痔にも効くと言われています。
腰に近いので腰痛にも効果はありますが、ツボの位置に骨盤があるため、姿勢によってはひとりで強く圧迫するのは難しいかもしれません。

帯脈(たいみゃく)★★★
脇腹の腰骨にあるツボです。脇に手を置いて、腰骨に当たる部分に位置します。
腰痛のほかに、ぽっこりお腹の改善に効果があると言われていて、生理痛の緩和にも役立ちます。女性には嬉しいツボです。

ツボの位置が分かりやすく、ひとりでも手軽に刺激できるのでおすすめです。

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