リハビリデイサービスあおやまによる健康情報
ブログ担当、青山雅之です。
日本人の3人に1人が頭痛もちです
15歳以上の日本人のうち、3人に1人は「頭痛もち」で、3000万人以上が悩んでいるといわれます。多くの人は「頭痛くらい」と軽く考えられがちですが、ひどくなると生活に支障をきたす場合や、背後に命にかかわる病気が隠れていることもあります。
頭痛の種類によって治療法は変わります
頭痛と一言で言っても、その原因は様々で、それよって予防法や対処法が大きく異なるため、治療法を間違えればかえって痛みが悪化することもあります。まずは自分の頭痛がどの種類なのかを知り、正しい治療を施せば、頭痛が楽になるのはもちろん、予防もでき、頭痛が起こりにくい体質になります。
当院に来られる患者さんの中で特に多い頭痛に「片頭痛」と「緊張型頭痛」があります。
片頭痛は何らかの理由で脳の血管が急激に拡張しておきます。心身のストレスから解放されたときに急に血管が拡張することがあり、仕事のない週末などに起こりやすくなります。
緊張型頭痛は、頚、肩の筋肉が緊張することで起きます。筋肉の緊張で血流が悪くなった結果、筋肉内に老廃物がたまり、その周囲の神経が刺激されて起きる痛みです。
対処法 ① 頭痛に効くツボを押す
ツボ押しは、頭痛にも有効なものがいくつもあります。
中でも、おすすめのツボとして「百会(ひゃくえ)」が挙げられます。
百会は、頭の一番上の部分にあります。両耳の端っこからの延長線と鼻の頭の延長線上で、それぞれの線が交差する部分に当たります。
この百会を刺激することで、頭痛だけでなく眼精疲労などにも効果が期待できます。
刺激するときには、指の腹を使ってゆっくりと押していきましょう。
次におすすめなのが、「合谷(ごうこく)」です。
合谷は、さまざまな症状への効果が期待されているツボです。
そのさまざまな効能により、万能のツボとも呼ばれています。
合谷は、両手の親指と人差し指の間の、指の付け根にあります。
刺激するときは、反対の手の親指でゆっくり押すか、反対の手の親指を挟むようにすると効果的です。
「外関(がいかん)」も、頭痛に効くとされるおすすめのツボです。
外関は、両手首の関節から、指3本下にあります。
ここをゆっくりと親指で刺激することで、頭痛や肩こりにも効果が期待できます。
ツボ押しは、外出先でも自分でさっと施術することができる対処法です。
急な頭痛のときには、ぜひツボ押しを実践してみると良いでしょう。
対処法② 頭痛に効く飲み物や食べ物を摂取する
頭痛は、飲み物でも改善できる可能性があるとされています。
中でもコーヒーは、頭痛改善に良いとよく聞く飲み物となっています。
コーヒーが良いといわれるのは、コーヒーに含まれるカフェインが作用するからです。
カフェインは血管の収縮を促して、頭痛を緩和します。
ただし、飲みすぎると頭痛を悪化させてしまう可能性もあります。
頭痛の対処法としてコーヒーを飲むのならば、多く飲みすぎないように注意しましょう。
頭痛がひどくなってきてからでは効果はあまり見込めないので、なるべく頭痛の初期段階で飲むと効果的です。
こうしたカフェインの効果を見込んで、カフェインが含まれるウーロン茶や紅茶、緑茶も頭痛に効果があるとされています。
また、頭痛の予防策として普段からマグネシウムやビタミンB2などを摂取することがおすすめです。
マグネシウムやビタミンB2は、緊張を緩和したり神経を落ち着けてくれる作用があります。
頭痛の原因としては、緊張や神経の高ぶりも挙げられるので、こうした栄養素の摂取も欠かせないのです。
これらの栄養素の摂取には、サプリメントがおすすめです。
サプリメントならば、欲しい栄養素が欲しい量だけ確実に摂ることができます。
だからこそ、頭痛の対処法としても大変有効といえるのです。
当院の治療法は
ただ単に、首や肩をマッサージするのではなく、頭痛が起きている原因を身体全体から探っていきます。
関節、筋肉のバランスの崩れが最終的に頭痛を引き起こします。骨盤が歪めば背骨は左右前後に歪みます。身体の一番上に頭(頭蓋骨)があります。その下の頸椎は普段から一生懸命頭を支えています。身体の歪みを整える事により頭痛は解消されます。
1回で頭痛が無くなる方もいれば、少し残ってしまう方もいます。当院独自の治療を何回か続けてもらうことによって頭痛が起こりにくい体質になっていきます。また自宅指導として食事、ストレッチ、運動などのケアもしっかりとしていきます。
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