リハビリデイサービスあおやまによる健康情報
あおやま鍼灸整骨院グループによる子供の腰痛についてお伝えします。
最近、腰痛に悩まされる小学生が増加しているそうです。重い教科書などが入ったランドセルを背負うことが原因の一つとされ、ニュースなどでも度々紹介されています。そこで、今回は子どもの腰痛の原因や対策、緩和方法をお話しします!
腰痛の原因は姿勢の崩れ!
腰痛に悩む小学生が増えているというのは本当でしょうか?
「ここ最近、確かに子どもの受診は増えてきているように感じます。腰痛や肩こり、姿勢が気になるという相談が多いです」
来院した子どものほとんどは、猫背や腰が反っているなど、姿勢が悪く、体のバランスが崩れていたそうです。
「勉強する時間が増えて椅子に座っている時間が長いと、だんだん姿勢が崩れてしまいます。また、スマホやゲームなどを使うときは前かがみになりやすいので、悪い姿勢に慣れてしまっている子どもも多いと思います」
さらに、近年の子どもの荷物が重すぎることも、やはり原因にあるそう。
「塾のカバンを持ってきた子どもの荷物を移動させようとして持ち上げると、大人が持っても『重い』と感じるくらいの重さでした。放課後に通う塾のカバンでさえ重いということは、ランドセルはもっと重量があるのではないかと思います」
実際に、近年の教科書はイラストや写真を中心に構成されていることもあり、以前よりサイズが大きく重量も増えているそう。そのため、毎日重い教科書をランドセルに入れて登下校している子どもたちの体への負担は、昔よりも大きくなっているそうです。
「未発達な子どもの筋力で、毎日のように重いものを持っていると、腰痛が起こるのは必然的です。重いランドセルを無理に支えようと体に負担をかけることで、腰痛になってしまっているのだと思います」
ほかにも、勉強や友達関係などのストレスが腰痛の原因になることも。過度のストレスを抱えると、背骨が歪んで姿勢が悪くなりやすいそうです。気をつけたいですね。
お腹に力を入れて正しい姿勢をキープ!
では、子どもの腰痛を予防するには、どうしたらよいのでしょうか。
「日頃から子どもの姿勢をよく観察してください。姿勢が悪いと腰痛が起こりやすくなるからです」
観察する際は、ほかの子どもと比べて変な姿勢でないか、座っているときに前かがみになっていないか、肩をすくめる・首を左右に倒す・腰を左右にひねるなどの動きを頻繁にしていないかなどをチェックします。もしこれらの傾向が見られた場合は、腰痛を引き起こす、もしくはすでに軽い腰痛を起こしている可能性があるそうです。
「腰痛を予防するには正しい姿勢でいることが重要です。立っているときも座っているときも、お腹に力が入っていると、まっすぐでキレイな姿勢が保てます。常にお腹をひっこめて、背中をまっすぐにすることを心がけるよう子どもに伝えてください」
お腹に力を入れていると自然と腹筋が鍛えられ、常に上体をまっすぐ保てるようになります。姿勢がきれいになると体の負担も軽くなり、腰痛や肩こりなどが起こりにくくなるそうです。
「また、重い荷物を持つこともなるべくなら避けた方がよいでしょう。子どもがランドセルや塾のカバンが重いと訴えていたり、大人が持ってみても重いと感じたりする場合は、担任や塾の先生に相談して荷物を減らせないか検討してみるのも手です。宿題に関係のないものは学校に置いてきてもよいなど、工夫できるといいですね」
また、お腹からゆっくりと深呼吸をしたり、たっぷりと睡眠をとることも、ストレス緩和・腰痛の予防になるそうです。ぜひ心がけたいですね。
腰痛についてのご相談当院までよろしくお願いします!!
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