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18.05.29
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ブログ担当、青山です。

本日は膝の痛みについてお伝えします!

14〜15歳以降で発生しやすい、膝の皿のすぐ下に痛みを覚える障害でジャンプ動作が多い、バスケットボール、バレーボール、ハンドボール、陸上競技(走り幅跳びや高飛び)などの種目を行なっているスポーツ選手に多く見られます。

ジャンパー膝 の原因

ジャンプ、着地、またジャンプ、着地の繰り返しで膝に無理がかかることで、膝の腱の微小断裂や変性が生じるスポーツ障害で痛みは膝蓋骨(膝の皿)のすぐ下にあり、膝蓋靭帯炎(しつがいじんたいえん)ともいいます。

 ジャンパー膝 の対処法

基本的には、安静、練習後のアイシング(冷却)。症状が軽い場合は、練習前と練習後の大腿四頭筋(前もも)ストレッチ、およびお風呂上がりの大腿四頭筋(前もも)のマッサージなどでスポーツ活動の継続は可能ですが、ジャンプすると痛くてジャンプが出来ないなど進行している場合はジャンプ動作の制限やスポーツを中止する必要があります。

ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎とは?)

まず、ジャンパー膝を理解するには、痛めている部位の膝蓋靭帯(しつがいじんたい)がどこなのかを知る必要があります。

膝蓋靭帯とはひざのお皿の下の部分になります。(お皿のすぐ上の部分も含めることがあります。)

膝蓋靭帯(しつがいじんたい)は、太ももの前の筋肉とつながっています。

ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)

大きな太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)はひざを通り、ひざのお皿(膝蓋骨)を包むようにしてそのあと膝蓋靭帯(しつがいじんたい)となり、最後はスネの骨(脛骨)にくっつきます。

ジャンプやランニングを繰り返すことによって、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)は疲労し、硬くなります。

太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)が硬くなると膝蓋靭帯(しつがいじんたい)も上方向へ引っ張られ、お皿(膝蓋骨)の部分で摩擦が起きやすくなります。
この摩擦により、膝に痛みがでるといわれています。

ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)

ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)はジャンプ力の高い選手がなることが多いともいわれています。

症状

ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)の症状は3段階に分けられています。

1.運動のあとに、ひざのお皿の下、または上側に痛みがある。運動は可能である。

ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)

2.運動をしてすぐは痛みがあるが、ウォーミングアップをしていると徐々に痛みが和らいでくる。運動後にまた痛みがでてくる。(痛みはあるが運動はできる状態)

3.痛みが強くスポーツに支障が生じるためできない。

4.膝蓋靭帯(しつがいじんたい)が断裂している。(歩くのみでも痛みが強い)

診断

  • ほとんどの場合、Ⅹ線(レントゲン)では異常は診られることは少ない疾患です。
  • 主な診断基準として、多くの場合がお皿の真下に痛みを訴えるため、膝蓋靭帯そのものを圧迫すると痛みを訴えます。
  • MRIでは腱の肥厚などが診られる場合があります。

膝蓋靭帯(しつがいじんたい)そのものに圧痛や運動時痛などが診られる場合、ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)と診断されることが多いです。

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